白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

入学式(その5)歓迎の言葉

歓迎の言葉

 

 春の暖かな光が白梅学園の校舎を照らし、満開の桜が通学路を彩る季節となりました。

 六十一期生の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。在校生を代表し、お祝い申し上げます。

 さて、みなさんは白梅学園で過ごす三年間をどのようなものにしていきたいですか?入りたい部活や、やりたいことが決まっている人もいれば、これからやりたいことを見つけていく人もいると思います。

 白梅にはたくさんの部活や行事、SFPなどの課外活動があるので、自分の興味のあることにめいっぱい取り組むことができます。また、新しいことに挑戦してみてもいいでしょう。思わぬ出会いから新たな発見ができるかもしれません。

 私も一年生のときは自分が生徒会役員、ましてや生徒会長に立候補することは想像もできませんでした。しかし、クラスメイトが生徒会役員として活動している姿を見て、思い切って生徒会役員に立候補し、生徒会長を務めることになりました。生徒会では、みんながより快適な学校生活を送るためにはどうすればいいのか考える中で、いろいろな意見があることを学びました。座様々な意見がある中で、どうすればみんなが納得できるようになるのかがわからず、悩むことも多くあります。ですが、生徒会のメンバーと話し合ったり、先生方にアドバイスをいただく中で解決方法が見えてくることがたくさんありました。私にとって生徒会という新しい挑戦で得られたものは、同じ問題と向き合い、ともに考えて議論していける仲間や、アドバイスや背中を押す言葉をくださる先生と出会えたことです。

 やったことがないことを始める時や、周りの人と違う選択をすることにはとても勇気が必要です。時には乗り越えるのが難しいことに直面した莉、失敗をすることもあるかもしれません。しかし、今までたくさんの困難を乗り越えてきたみなさんならきっと大丈夫。乗り越えられます。

 ぜひ、卒業するときに濃密な時間を送ることができ、大いに成長できた三年間だったと思えるようにしていってください。

 みなさんと一緒にこの白梅学園高校を盛り挙げていけることを楽しみにしてます。

 最後になりましたが、これからの高校生活が実り多きものになるよう、心から祈念し、歓迎の言葉といたします。

 

                              令和六年四月九日

                                    在校生代表 生徒会長

 

 

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