白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

1年:命の大切さを学ぶ教室

白梅では1年生を対象に毎年「命の大切さを学ぶ教室」を実施しています。

今年は講師として高田香様にお越しいただいて、小体育館Aで講演をしていただきました。

 

高田さんは、2016年に当時7歳であった息子さんを右折してきたトラックでの交通事故により亡くされました。その後、全国の小学校・高校に赴いて命の大切さについて講演されています。

 講演の最初には、元警視庁の職員方によるエリック・クラプトンの「Tears in Heaven」を演奏していただきました。この歌はエリック・クラプトンの亡くなった息子へ捧げた歌と言われています。

 次の高田さんの講演では、息子さんのほっこりしたエピソードを話していただいたり、〇×クイズ形式で交通安全のルールについて、確認をしたり、スライドにて、交通事故死亡者数の現状などを分かりやすく伝えてくださいました。

 講演の際に高田さんは、息子さんの事故当日から裁判までのことを詳細に語っていただきました。そして「昔のことをずっと言い続けても、これで息子が帰ってくるわけでもない。前を向いて、若い皆さんに命の大切さを伝えていきたい」と生徒たちに語りかけてくださいました。

 高田さんの講演を深く受け止めて、与えられた命を無駄にせずに生きる意義について、帰りのHRにて、各クラス振り返りを行いました。

 

高田さん、今回、貴重なご講演をしていただき誠にありがとうございました。

また、同行していただいた小平警察署の方々もありがとうございました。

 

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