白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

SFP:フェアトレード・有楽製菓見学

夏休みに入ったばかりの猛暑日、本校のSFP(22世紀しらうめフロンティアプロジェクト)の一環として、小平市に本社がある有楽製菓株式会社にお邪魔しました。

高校生も大好きなチョコレート菓子「ブラックサンダー」を製造・販売している有楽製菓ですが、実は本社が白梅学園と同じ東京都小平市にあることはあまり知られていません。

白梅のSFPでは、一昨年度から有志の生徒たちで児童労働とフェアトレードについて学びを深めてきました。近隣の津田塾大学の学生さん達との協力や、学校祭(白梅祭)でのフェアトレード商品の販売などを行い、思いを行動に移す取り組みを続けています。

 

今回は、有楽製菓が自社のチョコレート製品に使用するカカオ原料を、児童労働撤廃に取り組むカカオ原料へ全面的に切り替えることを決めたというニュースが公表されたことをきっかけに、ぜひ詳しくお話を伺いたいと訪問の依頼をさせていただきました。カカオ生産の過程に児童労働がないことを認められた原料は「スマイルカカオ」と呼ばれ、2022年の時点でブラックサンダーに使用されているカカオ原料の100%、有楽製菓のチョコレート製品全体の90%がスマイルカカオになっています。

訪問当日は、有楽製菓のCSR・サステナブル経営の担当者の方から、児童労働撤廃に取り組むカカオ原料の導入(スマイルカカオプロジェクト)の経緯や、ここまで漕ぎつけるまでの苦労した点などについてお話を伺いました。担当者の方には生徒からの質問にも1つ1つ丁寧に答えていただき、身近な製品の開発や流通に関するお話もしていただきました。お忙しいなか、このような貴重な機会をいただき感謝しております。

今回参加した有志の生徒たちは、9月の白梅祭でフェアトレード発信スペースを企画しています。フェアトレード商品の販売や、今回お話を伺った有楽製菓の児童労働撤廃の取り組みについての情報発信を行う予定です。多くのみなさまのお越しをお待ちしています!

 

 

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