白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

60期生入学式(その5):歓迎の言葉

歓迎の言葉

 

 白梅学園高等学校六十期生の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。

在校生を代表してお祝いの言葉を述べさせていただきます。

今皆さんはこの入学式をどんな気持ちで迎えていますか。新しく始まる高校生活を想像し、期待に胸を膨らませていることでしょう。一方、友達を作れるか、勉強についていけるかなど多くの不安に駆られている人もいるかと思います。実は私もそうでした。けれど、心配はあっという間になくなります。なぜなら白梅の先生方が私たちのことを本当に大切に思って下さっているからです。また、白梅の生徒もそんな先生方に影響されているからか、とても優しい心を持ち、人と人との繋がりを大切にしています。だからこそ、そんな皆さんを全力でサポートしてくれるはずです。この言葉を信じて、勇気を出して、白梅での高校生活の一歩目を踏み出してみてください。

白梅を一言で表すなら、ありのままでいやすい場所だと思います。女子校というと、女の子だけなので友達関係が難しそうと考える人も多いかもしれません。けれど、私はむしろ、同性なことで自然体で過ごせています。そして、飾らない言葉で話せるからこそ自分のやりたいこと、考えを相手にしっかり伝えることができ、ありのままの自分を出せると思います。

私が所属している生徒会では白梅の生徒会だからこそ、自分たちの意見をはっきりぶつけ合いながらも、お互いの考えを認め合い、そこから素晴らしい案が生まれているように感じます。みなさんも高校生活の中で共に過ごすうちに自分を少しでも良い方向に向けられるそんな仲間を探してみてください。きっと見つかるはずです。長いようで短い、それが高校生活です。その高校生活を後悔のないよう自分の色に染めていくのは自らどのように行動するかによって変わってきます。今までと同じままでいるのは少しもったいないのではないでしょうか。部活でも行事でも何でもよいので、やりたいことに向けて何か一歩踏み出せるような高校生活にしてほしいと私は思います。

最後になりますが、みなさんの高校生活が輝かしいものになるよう心からお祈りし、歓迎の言葉とさせていただきます。

 

令和五年 四月八日    

 

                                    在校生代表  三年生徒会長

 

 

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