白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

12/11 教育研究会:SDGsボードゲーム体験会

昨今、いろいろな場面で「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」という言葉を聞くようになりました。世界の課題解決を念頭に置いて、社会問題を自分のものとする教育が必要な時代です。

学校教育でも様々な取り組みが行われてきています。

本校でも、SDGs検定にチャレンジして合格する生徒も出ています。

今回はまず教員が実際に体験してみるということで、一般社団法人未来技術推進協会が作成した「SDGsボードゲーム体験会」を行い、ファシリテーターとして、株式会社SCI小川明広氏にご指導いただきました。

※「Sustainable World BOARDGAME」とは

SDGsに関する取り組み事例を分かりやすく、かつ楽しみながら学ぶツールとして、未来技術推進協会に所属するエンジニアが開発したオリジナルボードゲームです。(一般社団法人未来技術推進協会HPより)

 

まず、ボードゲームを行うにあたり、SDGsについての説明をしていただきました。日本は昨年度の達成率でいうと世界17位で経済大国の中では良い方ですが、北欧諸国に比べるとまだまだとのことでした。

SDGsを考え行動する際の3つの大事な視点を教えていただきました。

     .3つの側面(社会・経済・環境)の調和(→あらゆる視点で捉えることが重要)

     .目の前の問題だけではダメ(→「広く深く」考えることが非常に大切)

     .政府だけでなく、あらゆる組織・個人が行う

 これらの視点に基づいて、実際にボードゲームを行いました。ゲームは教員を6人ずつの班に分け、コロナ感染対策に気を付けながら行いました。先生方も童心にかえって、楽しみながら行うことができました。

 限られた時間の中で(今回は約50分)、予算の活用や他プレイヤーとの協力を行って、17の大目標においてゴールを目指しました。ミッションカードという具体的なターゲットとなる問題カードを引き、その課題や解決策をみんなの前で話すことによって、課題を共有します。そして、全員で予算や立場などを考慮しながら、どの問題を解決していくかを決定していきます。自分や一緒に行う者の成長とともに、協業の大切さも学ぶことができました。ゲームが終わってから、ミニワークや振り返りをさせることで、さらに自分の身近なところから、自分ゴトとして何ができるかを考えさせることもできるとのことです。

 教員がまず主体的に学ぶことで、生徒たちにも広げることができそうで大変貴重な研修会となりました。

ファシリテーターの小川様、ありがとうございました。

 

    

 

   

 

 

 

 

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