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2024年9月26日 16:20
自然科学部は文化祭の翌日に、宇都宮で行われました「日本植物学会第88回大会.高校生研究ポスター発表」に参加し、『これってもしかして、フィトクロム入れ替わってる!? ~自作装置を用いたR-FR光可逆性の検出への挑戦~』というタイトルで発表しました。本校では発表タイトルを面白くつけています。今回は某アニメをもじってつけました(笑)。
この研究は、植物が持っているフィトクロムという色素が光環境によって2つのタイプの間で入れ替わることを実際に自分たちで作製した装置を使って測定し、その存在を検出したというものです。
受験生でもある3年生が夏休み前に木工作業やはんだ付けなど自分たちで装置を作り、夏休みも含め1500を越えるサンプルを暗室にこもりながら測定してまとめました。
当日はとても落ち着いてしっかりと自信を持って多くの聴衆に発表することができました。発表を聞きにいらしたフィトクロムの研究の大家の先生に、じっくりと装置を見ながら質問をしていただき、好評価をいただくこともできました。
全体の発表が終了した後に表彰式がありました。周りの多くはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)のような科学の授業が多い高校でした。43チームの発表のうち、最優秀賞1件、優秀賞4件、大会会長賞1件が表彰を受けましたが、その中で、白梅は「優秀賞」をいただくことができました。生徒たちの頑張りが報われました。生徒の皆さん、おめでとうございます!
白梅学園高等学校 自然科学部
3年:廣田陽世,山本美璃,髙﨑優嘉,山﨑すず
『これってもしかして、フィトクロム入れ替わってる!?
~自作装置を用いたR-FR光可逆性の検出への挑戦~』