白梅学園高等学校

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第26回SFP:『フィールドとラボを繋ぐ植物科学』

2024年6月21日 16:08

白梅では学年を問わず、様々な課題について学習できる「SFP(22世紀白梅フロンティアプロジェクト)」を実施しています。
今回第26回目は東京大学大学院農学生命科学研究科の矢守航先生にお越しいただき、「フィールドとラボを繋ぐ植物科学 ~トマトの研究から覗く科学の最先端~」と題して講演をしていただきました。矢守先生には3年連続本校で講座を開いていただき、毎年生徒たちに大人気の講座です。
今回は、トマトをテーマに先生の研究に根差した内容を話していただきました。
田無にある先生がお勤めの東京大学生態調和農学機構(白梅から車で30分くらいの場所)の紹介の後、世界の食料生産の話、トマトの育種や野生種を用いた光合成機能を向上させる研究のお話、そして現在話題のゲノム編集の話まで多岐にわたる内容でした。矢守先生の講演はクイズをはさんだり、景品(トマトや東大文房具グッズ)を配っていただくなど、生徒たちもとても興味を持った講演でした。
トマトという身近な作物から科学を学ぶことができて、生徒たちは貴重な学習をすることができました。
矢守先生、ありがとうございました。今後もよろしくお願い申し上げます。

(追記)矢守先生は東京大学の農場で野菜や果実を育てていて、7月に「美しいトマトの科学図鑑」(創元社)というご著書を発刊されます。ぜひ、生徒たちにも見せたいと思います。

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