白梅では1年生を対象に毎年「白梅学園大学・短期大学の学長講義」を実施しています。
今年は白梅学園大学・短期大学 学長の髙田文子先生にお越しいただいて、小体育館Aで講義をしていただきました。
髙田文子先生の専攻は日本幼児教育史で、日本の教育革新、幼児教育の基準化などを研究テーマとして、現在も研究をしていらっしゃいます。
本日、髙田先生は「共主体」(コ・エイジェンシー)から考えてみようというテーマで講義をしてくださいました。
講義の最初には、地球温暖化による影響や人生100年時代の歴史について話していただき、これからの私たちの生活が「教育」→「仕事」→「引退」の3ステージではなく、さまざまなことを学び続けるマルチステージと大きく変わっていくことを改めて知ることができました。
そして、講義の後半では、その世の中で生きていくためには主体的に学び続ける力をつけていかなければならないということも学びました。なぜなら、人生100年時代の中で、日々ステージアップしていくためにも主体的に学び続ける必要があるとのことです。そしてその先に求められるのが、今回のテーマである「共主体」という力となるとのことでした。「共主体」とは共同の変革力を育てるためにみんなが学び合う主体的思考と対話のことを指し、今後の社会の熟達化、成熟化を進めていくためには必要不可欠という力であるとお話しいただきました。
今回の高田先生の講義を聞いた後、帰りのHRで各クラスポートフォリオにて振り返りを行いました。
髙田先生、今回、貴重なご講義をしていただき誠にありがとうございました。