白梅学園高等学校

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自然科学部:学会で特別賞受賞!

2023年4月 1日 17:34

先月の3月16日に本校自然科学部は、「第64回日本植物生理学会年会」(東北大学)における「高校生研究発表会」に参加しました。

全国から集まった高校生・中学生による40の発表がありました。多くはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)や理数科などの科学に強い学校による発表でした。

生徒たちは3学期を使って校内でコツコツと実験を続け、集まって考察を行い、発表につなげました。

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今回この高校生研究ポスター発表会で、

本校自然科学部3年(発表当時2年)の高梨詩萌さん,森田有美さん,渡部芽生さん、2年(発表当時1年)の廣田陽世さんの4名が研究発表を行いました。

発表タイトルは、『セイシボクのクリスマスカラー ~赤と白は光合成へのプレゼント!?』です。

 本校では楽しんで研究を行い、発表タイトルもありきたりのものではなく、楽しそうなタイトルにしています。

セイシボクとは熱帯の林床に生える低木で、緑色の葉の裏が赤くなっているという不思議な植物です。

この植物が林床の暗い環境に適応して暮らしているのではないかという仮説を立て、内部構造の顕微鏡観察や色素や光合成の定量実験を行ってその検証を行いました。

ポスター発表の練習も、職員室前に貼りだして「ゲリラ発表会」と称して、いろいろな先生方に見ていただき、ご意見をいただきました。

当日の発表では、クリスマスカラーにちなんで「サンタの帽子」をかぶって発表したいと言って、楽しそうに発表していました。

多くの大学の先生や研究者の方に見ていただき、貴重なご意見をいただきました。今後の研究に活かしていきたいと思います。

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そして、閉会式と審査結果発表がありました。なんと結果は…

特別賞の受賞でした。特別賞は最優秀賞(1つ),優秀賞(2つ)に続く賞で今回は5つ贈られました。

白梅は昨年度のこの学会では最優秀賞&特別賞を受賞しましたので、2年連続の受賞となりました。

おめでとうございます!

今後は9月の日本植物学会(北海道大学開催)、3月の日本植物生理学会(神戸開催)へ向けて、さらに研究を続けていく予定です。

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