白梅では１年から３年まで多様な進路行事を組み、生徒が進路へ向ける意識を高める指導をしています。

今日は２年生が「ＯＧ（卒業生）の話を聞く会」を行っていました。修学旅行から帰ってきて、これからは自分の進路決定へ向けて走り出すきっかけとなる進路行事です。

この会の目的は、①現役学生のより上級学校での生活の実際を聞き、進路決定の参考にする，②先輩のメッセージから高校２年生の今すべきことを読み取り、進路実現に向けての心構えを新たにすることです。

今回はOGとして１０名の大学生（大学２～４年生）の先輩に来ていただきました。分野も、英語，法律，史学，看護，スポーツ，情報，住居，経営，保育，福祉など多岐にわたるものでした。

事前に卒業生の方々にはアンケートを送り、高校生の時の取り組みなどを書いていただき、それを資料として生徒に配布しました。

当日は、後各HR教室でそれぞれ話をしていただきました。生徒たちは授業以上に集中して話を聞き、メモを取っていました。質疑応答が終わった後にも、先輩を囲んで積極的に質問をしていました。生徒たちは自分たちの身近な先輩方に話を聞くことができて、とても参考になったようです。卒業生は在校生のロールモデルとなり、在校生は将来をイメージしやすくなるのです。

また、久しぶりに会う卒業生たちが後輩に向かって堂々と話している成長した姿を見て、私たち教員もとても感慨深い気持ちになりました。わざわざ後輩たちのために母校へ帰ってきていただきありがとうございました。卒業生であるみなさんの活躍も白梅では応援し続けています。ぜひ、就職等決まりましたらまた報告に来てくださいね。楽しみにしています。