白梅学園高等学校

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4/24 SFP:SDGsボードゲーム

2021年4月26日 12:52

昨今、いろいろな場面で「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」という言葉を聞くようになりました。世界の課題解決を念頭に置いて、社会問題を自分のものとする教育が必要な時代です。

学校教育でも様々な取り組みが行われてきています。

本校でも、SDGs検定にチャレンジして合格する生徒も出ています。

昨年度にはまず教員が実際に体験してみるということで、一般社団法人未来技術推進協会が作成した「SDGsボードゲーム体験会」を行い、その後、本校教育研究部の2名の教員がファシリテーターと協会より認定を受けました。ファシリテーターとは、このボードゲームの進行役として、SDGsへの取り組みを普及することができる役割です。このボードゲーム(正式名称「Sustainable World BOARDGAME」)は、SDGsに関する取り組み事例を分かりやすく、かつ楽しみながら学ぶツールとして、未来技術推進協会に所属するエンジニアが開発したオリジナルボードゲームで、個人が自分の利益(勝ち)を目指すのではなく、集団で協力して社会課題の達成というゴールへ向かうというゲームです。

 

そして、白梅で行われている「22世紀SFP(しらうめフロンティアプロジェクト)」(学年にかかわらず、希望者で行う探究学習。昨年度までに行った活動はHPの過去の記事でご覧ください。)の一つとして、希望生徒を募って「SDGsボードゲーム」を実施いたしました。

ゲームは生徒を6~8人ずつの班に分け、コロナ感染対策に気を付けながら行いました。校長先生も生徒と一緒になって参加してくださいました。限られた時間の中で(今回は約40分)、予算の活用や他プレイヤーとの協力を行って、17の大目標においてゴールを目指しました。ミッションカードという具体的なターゲットとなる問題カードを引き、その課題や解決策をみんなの前で話すことによって、課題を共有します。そして、全員で予算や立場などを考慮しながら、どの問題を解決していくかを決定していきます。自分や一緒に行う者の成長とともに、協業の大切さも学ぶことができました。ゲームが終わってから、ミニワークや振り返りをさせることで、さらに自分の身近なところから、自分ゴトとして何ができるかを考えさせることもできるワークショップでした。

 

※このボードゲームは、今年の夏休みに本校で行う予定の「体験入学」でも講座として実施する予定です。ぜひ、興味のある中学生の方はご参加ください。

〇ファシリテーターのお二人  SDGsについて&ゲームのルールについての説明
〇役割分担をして… 〇課題のカードを読み上げます 

〇よし、みんなで課題を達成!

〇校長先生も一緒に参加 〇世の中にはいろいろな問題が…   〇楽しんで学べました。

 

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