白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

9/24 理科の実験(科学と人間生活)

2年生の「科学と人間生活」では、身近な生活の中の科学を学びます。今回は「生物」の科目で、細胞の成分の「脂質」(脂分)について学んだので、「バター作り」を行いました。

きれいに洗ったペットボトルによく冷やした生クリーム(脂肪分47%)を入れ、ただひたすら振り続けます。

次第に中身がホイップした生クリーム状のものから、ピチャピチャと液体(乳清)が分離し、最後には塊のバターが取り出せました。気温も高かったので時間がかかると思いきや、10数分で皆完成できました。

手作り後はこれで終わらずに、理論上取り出せる量と実際の実験で取り出せた量を比較、計算して収率を求めたり、市販のバターとのコストの比較を行いました。また、バター(動物性油脂)とマーガリン(植物性油脂)の違いなど考えました。

このご時世なので、作ったバターはその場では食べず、冷蔵庫で冷やしておいてから家へ持って帰って何かに使用するようにしました。もの作りは楽しいものです。そこに科学の目を持ち込むことで、さらに楽しさが加わります。ぜひ、家での家事(料理,洗濯など)の中でも科学を探してみてください

 

○生クリームを容器に入れて…

 

〇ひたすら振りまくる!

   

〇バターは急にコロンと現れる

 

〇冷蔵庫で冷やしておきます

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