白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

9/18 小平市青年会議所パネル座談会に参加

一般社団法人小平青年会議所(JCI)主催のパネル座談会に、本校2年生特別選抜コースの生徒18名が参加いたしました。

主題は「政治を身近に感じてみよう!」ということで、パネリストの小林洋子様(小平市長),松岡篤様(小平市議会議長)と一緒に、ワークショップを行いました。「身近な社会問題を見つけ、それを解決する。」という内容で、現役の市長・議長に高校生からの要望をぶつけてみました。

 まず生徒たちは「自分が身の回りにある問題点」と思うことについて、①:「今はこんな状態」,②:「こうしたい!」,③:「そうなるとどうなるか?」という流れに沿って、市への要望をiPadのワークシートに記入していきました。その書いたものをMetaMoJiで共有し、何名かの生徒が実際に発表しました。

 次に「身の回り」から「社会」について目に向け、「政治」についてのワークシートに記入しました。上記の①~③を「要望の趣旨」,「要望の事項」,「要望の理由」というものに置き換え、利用する様々な人々の目線を持って要望について考えました。

生徒が考えた要望(「ワクチン接種」,「一人親世帯の貧困問題」など)に対して、市長さんや議長さんにとても丁寧にお答えいただきました。その中で、「社会を変える」ことは高校生でもできることを、外国の例を用いて説明してくださいました。社会は政治や企業が変えるのではなく、若い人の視点で「世の中こうなってほしいよね」という提案をしたり、生活に近い所から変えてほしいことを市の「みなさんの声」に出してほしいと伝えていただきました。

そして、最後に政治参加の1つとして、仕組みについてのミニ授業「請願(自分の意見を社会に伝える方法)」をしていただきました。「請願」は憲法で保障された国民の権利で、市はこれに反応する義務があり、これを大切にする社会にしていきたい。生徒たちに対しては、「高校生よ、政治に参加しよう!」、自分たちの声を伝えることはとても大切なこと、今回の座談会をそのきっかけにしていただきたいと結ばれました。

選挙権年齢が18歳に引き下げられてから、高校でも市民性(シティズンシップ)教育がクローズアップされてきました。高校3年生も政治に関わるようになっています。もうすぐ衆議院選挙も近づいてまいります。ぜひ自分の意思表明である選挙について、深く考えてみてください。みんなが主権者です。

本校までお越しいただいた、小林市長様,松岡議長様,青年会議所の皆様、貴重な会を開いていただいて誠にありがとうございました。

 

  

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