白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

6/12 SFP(22世紀しらうめフロンティアプロジェクト)

白梅では、学年横断的に学ぶ「SFP(22世紀しらうめフロンティアプロジェクト)」という総合講座を開講し、毎回多くの生徒たちが参加しています。前回(第7回は『SDGsボードゲームで学ぼう』という講座を行いました。(その様子は本校ホームページの4月24日の記事をご覧ください。)

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今回の第8回SFPでは、『世界と私 ~できることって、何だろう?~』と題して、青年海外協力隊の現場の体験談を聞くことを通して、発展途上国のリアルな現状と課題について理解を深め学びました

講師には、阿部摩里恵さん(本校47期卒業生)にお越しいただきました。阿部さんは青年海外協力隊としてプルギナファソ(西アフリカにある共和国)に派遣されて現地での幼稚園の設立に関わりました。

当日は、多くの生徒が参加し、阿部さんに講話をしていただきました。

阿部さんは本校での高校時代はハンドボール部に所属し、大学では初等教育学科で幼稚園教諭と保育士資格を取り、進路を考える中で、転機として海外に目を向けることとなり、大学在学中で5回の海外のワークキャンプに参加しました。そして、卒業後に青年海外協力隊に応募しプルギナファソに派遣されることになりました。

ブルギナファソでの体験をスライドやムービーで紹介いただき、生徒たちも熱心にメモを取りながら聞いていました。

そして、講演だけでなく、2人組(村人と若者(外国人))になって、3分でお互いが納得のいく活動計画案を立ててみるという「ロールプレイング」を行ってくださいました。このロールプレイングによって、国際協力という立場だけでなく、「自分とは違った人にどうやって自分を理解してもらえるか」などの視点が大事であるということ、また「答えが出ないことに対して考えてみてほしい」とまとめてくださいました。

最後に質疑応答をして、生徒たち積極的に質問が出て、丁寧に答えていただきました。

阿部さん、貴重なお話ありがとうございました。生徒たちはいろいろな意味で、目を開くことが多かったと思います。卒業生として、また母校へ遊びにいらしてください。

 

阿部さんの講演 プルギナファソでの生活 多くの生徒が参加
熱心にメモも取りました 2人組でロールプレイング 校長先生が発表しました
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