白梅学園高等学校

SCHOOL INFORMATION

自然科学部:学会で研究発表しました

記事に載せるのが遅くなってしまいましたが、本校自然科学部は、9月17日に京都府立大学で行われました「第86回日本植物学会京都大会・高校生研究ポスター発表会」に参加し、研究発表を行ってきました。

学会はここ数年はオンラインでの実施でしたが、3年ぶりにオンサイト(会場実施)で行われました。

本校自然科学部3年の髙岩亜花梨さん・高本千代さん・吉丸侑里さんの3人が5月からコツコツと実験してまとめた成果を発表しました。

発表タイトルは『♬ラララ 虹の色の小さなトマトどれのどれの芽がすぐ出るの?~ミニトマトの暗発芽性~』。(本校では楽しく研究しようという気持ちで、タイトルは面白くつけています。)

3人は7色のミニトマト(赤・桃・橙・黄・緑・茶・紫)から種子を取り、その発芽について詳細に調べました。トマトの種子は暗くて発芽できる「暗発芽種子」に分類されますが、なぜ暗くても発芽できるかを、果実を通して当たる光との関連で実験をしました。夏休み、受験勉強の合間をぬって、暗室で光処理をしたりと頑張っていました。

当日の発表もとても上手に行うことができ、専門家の大学の先生方からも貴重な意見をいただき、他校の女子校生からは「ミニトマトがカラフルで映え(ばえ)ますね!」とほめられました。

発表の結果、入賞は逃しましたが、多くの大学の先生や高校生の前で直接発表でき、満足しています。次の学会は3月に東北大学で行われる日本植物生理学会です。2年生がこれからその発表へ向けて研究を始めます。

 

   

 

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